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​春の妖精カタクリに会いに!

​   令和4年4月17日(日)

​        晴 れ

          『春の妖精(カタクリ)』に会いに !!

 穏やかな陽春の中,『春の妖精(カタクリ)』が私たちを待ち受け

てくれていた。カタクリに囲まれた登山道をワイワイガヤガヤ歩い

ていくうちに,ふと,大伴家持が詠んだ万葉歌を思い出した。

当時カタクリは,『堅香子(かたかご)』という名前で詠まれていた。

(注:万葉集でカタクリを詠んだ歌は一首のみ)

 「もののふの 八十乙女らが 汲みまがう 寺井の上の 堅香子の花」

  ≪歌意:寺の境内で多くの少女たちが入り乱れて清水を汲んでい

ます,その井戸の傍らに可憐なカタクリ(かたかご)の花が咲いてい

て,何とも美しいことです。(注:「もののふ」は「八十」の枕詞)≫

 カタクリは,木々が芽吹く前に,他に先駆けて芽を出し,わずか

4~5週間で姿を消してしまうことから『春の妖精』と呼ばれているが,

万葉時代も人の心に訴えるものがあったかもしれません。

                                                                              塚本一郎

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蕃山の妖精 カタクリ
イワウチワ
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​見晴台より泉ヶ岳を望む

松倉沢を渡る

​馬越石トンネル~山の神へ
何か説明をうけている?
萱ヶ崎山への急登
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西風蕃山より開山堂へ
​       尾根道を歩く

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